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ナットの種類について

ナットの種類


いわゆる鉄工所で良く使用されているナットを紹介します。
一般的なナットは六角ナットですが、緩み止め防止機能の
ついている物や、溶接目的の物など
多様な用途に対応するように色々なナットがあります。





六角ナット

一番代表的なナットでユニクロやステンなどメッキの種類も豊富です。 細かく言うとJIS規格では、3種類があり

片面のみの面取りの「1種」 
両面面取りの「2種」 
厚みの薄い「3種」

がありますが、通常使用されているのは、ほとんど「1種」です。 


六角Kナット





緩み止めナット

緩み止めナットには代表的なのが下記の「ナイロンナット」と「リングロックナット」です。機能的には同じでボルトをねじ込み、ナットの一番最後のねじ山部にあるナイロンリングもしくは、鍵状になっている部分でボルトが緩まないようにロックします。 


緩み止めナット




蝶ナット

ドライバーやレンチといった工具を使わずに手で締めることができるナットです。化粧用として見た目の良さで選ばれることもあります。
1種~4種がありますが、現在、流通しているものはほとんどが
2種ナットです。


蝶ナット





アイナット

重量物を吊るときに使用されるナットで、丸いわっかになっている部分にフックなどを通して使用されます。M8~M20ぐらいまでが良く流通しています。

アイナット





溶接ナット

ウエルドナットとも呼ばれ鉄板などに溶接してくっつける事をも目的としたナットです。
溶接時に位置決めを簡単にするためにパイロットと呼ばれる突起があるのが特徴です。
形は基本は六角ですが、四角やT型などもあります。

溶接ナット




まとめ


①六角ナット
②緩み止めナット
③蝶ナット
④アイナット
⑤溶接ナット


上記で紹介したナットは特に代表的なものですが、これだけ知っているだけで一般的には十分かと思います。

ボルトの頭の種類について

ボルトの頭の種類

あなたは、ボルトの頭の種類には非常に
多くの種類があることをご存じでしょうか? 

設置スペースや負荷のかかり具合などにより
様々な種類が存在します。
その中で特に代表的な物を紹介します。




六角ボルト

最も代表的な頭のボルトです。
六角の対辺は基本的な大きさの他に小頭サイズもあり、代表的なのが図の右側のアップセットボルトで、真上に少しくぼみがあるボルトとなります。

六角ボルト




キャップボルト

キャップボルトは六角レンチで締めるボルトで狭いスペースなどに使用されることが多いです。

負荷のかかる箇所に使用されることが多く強度は12.9の固さです。
重機などによく使用されています。

キャップボルト




皿ボルト 

皿ボルトの頭部のくぼみ形状は種類が多く
プラス、マイナスはもちろん、六角穴やトルクスなどがあります。
他のボルトは全長を測る時、頭を含みませんが、皿ボルトのみ全長で表記します。

皿ボルト




ナベビス

この頭のボルトはM3~M8の小さいサイズであり、一般的に「ビス」と呼ばれています。

小型の機器にもよく使用されているので、もしかしたら日常で一番よく見るボルトかもしれません。

ナベビス




トラスビス

ナベビスと同じような用途で使用されることが多いです。 ナベビスより見た目が良いので、化粧用という目的でも使用されます。

トラスビス




アイボルト

鉄板など重量物を吊るときなどに使用されるボルトです。
わっか状の部分にフックを通して使います。

アイボルト




まとめ


①六角ボルト
②キャップボルト
③皿ボルト
④ナベビス
⑤トラスビス
⑥アイボルト

上記で紹介したボルトは特に代表的なものですが、これだけ知っているだけで一般的には十分かと思います。

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