ボルト・ネジの注文時の注意点

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ボルトの注文を受ける時に、注文する方が自分の欲しいボルトを正確に伝えることができないというケースが意外に多いので、こちらにボルト注文時のポイントを書いていきたいと思います。

いきなりですがマクドナルドでセットの注文するときに

・ハンバーガー
・サイドメニュー
・飲み物

3点を指定する必要があります。さらに飲み物はサイズまで選ばなければいけません。
これと同じようにボルトにも何点か指定するポイントがあるのです。

ボルトの注文時のポイントは3つあります
ボルトの寸法
・ボルトの強度
・メッキの種類


ボルトは、日常にある色々な機械や家具の中に
存在していますが、寸法の測り方や強度、種類は
わかりませんよね。



そこでひとつずつ解説していきます。

ボルトの寸法


まずは、ボルトの測り方についてです。
ここでは一番流通している六角ボルトで説明していきます。
ちなみにピッチ、対辺は並目品として説明していきます。

ボルトの寸法で重要なのは、下記の図面にあるように対辺と太さと長さです。


ボルトの部位名称


ボルトの太さ、長さは意外とパっと見ではわかりません。
例えば太さは4mm,5mm,6mmと1mm刻みで規格があるので、なかなか見分けが難しいのです。

長さは5mm間隔であるので太さよりは見た目で分かりやすいですが、目視では厳しいと思います。

ノギスの外側の計測図そこで、便利なのがノギスです。
ノギスの測り方が分からない方のために簡単に説明します。

まず、太さですが右記のように、
外側測定用の部位(ジョウ)を使って計測します。

ボルトのギザギザの一番尖っている箇所に沿ってノギスを固定して計測します。


次に、長さは内側測定用のクチバシという部分を使います。
ボルトの長さを全長で言う人がいますが、正しくは六角の頭からネジ部の先端までの部分を計測します。

ノギスの内側の計測図

一般的なボルトであれば、このように太さと長さを計測すると寸法がわかります。


ボルトの強度


ボルトには、硬さによっても区分されます。
4.8T 8.8T 10.9T などの数字で強度区分がありますが
あまり負荷の無い箇所で、使用されるのは4.8Tで頭のところに4.8と書いてあります。

ボルトの強度画像

分かりやすいのは、メッキのない生地、ユニクロメッキは4.8Tである場合が多いです。農業機械などの負荷がかかる箇所で使用されるボルトは高強度のボルトを使用します。

メッキの無い黒いボルトが特徴で、「SCM435」という材質から製造されています。10.9Tは呼びで「11T」(じゅういちてぇー)と言われることが多いです。

8.8Tは、自動車に使用されることが多く、車のディーラーや修理工が多く購入しています。


メッキの種類

ボルトに色の付いているものが何種類かあります。
これは、サビ防止のためメッキをかけていてそのメッキの種類によって色が変わります。

メッキの無いボルトが下記の写真の一番左の「生地ボルト」と言います。メッキが無いので当然サビに弱く、流通量はユニクロなどのメッキ品よりも少ないです。

ボルトのメッキ画像







代表的なメッキには
・ユニクロ
・クロメート
・ステン
の3種類があります。

ユニクロメッキが産業用としては一番多く、クロメートは自動車、食品など特にサビが出ると問題のあるところでは、
ステンが選ばれます。



まとめ

上記の点を踏まえて、ボルトの注文をする場合。。。。


例)「六角ボルトの、 太さ〇〇mm、長さ〇〇mm  
    強度4.8Tのユニクロメッキを〇〇本」
※ピッチ・対辺は並目の場合として


。。。。のように伝えてもらえば、注文した時に在庫の確認など迅速な対応をしてもらえると思います。


ボルトの一番、基本的な点ですが、ここが分かるとボルトの選定が楽になると思います。
参考にしていただければ幸いです。







また、トータルでは、寸法やメッキの種類が不明なボルトでも、直接見本としてお持ちいただければ当社で選定も致します。 お気軽にお問合せください。

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